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行政書士のマーケティングに欠かせないフレームワーク7選

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行政書士にとってマーケティング戦略は不可欠です

行政書士は弁護士と異なり、行政書士試験をパスすればすぐに開業することができます。しかも、行政書士が扱う業務は1万種類とも2万種類ともいわれるくらい多岐に及んでいるので、あなた自身の経験や職歴を活かした業務選択が可能です。

ただ、建設業許可申請、遺言書作成手続き、車庫証明の取得、宅建業許可申請、ビザ申請手続きなど主要な業務はやはり競合となる行政書士も多くなり、レッドオーシャン状態なのが現実です。

そこで、開業当初からコンスタントに集客を可能にするためには、しっかりとしたマーケティング戦略の立て、その戦略を愚直に実行していくことが大事になります。

今回は、行政書士が軽視しがちなマーケティング戦略を考える際に役立つフレームワークを紹介します。

フレームワークってそもそもなに?

フレームワークとは、ある物事を分析したり課題を解決したりする際に、思考を整理するための「型」です。
「型」に落とし込んで考えることで、効率的かつ効果的に思考を整理することができます。また、「型」にあてはめて考えることで、思考がとっ散らかったり、あさっての方向に脱線してしまわないように自分自身をコントロールすることができます。

では、どのような種類のフレームワークがあるのでしょうか。具体的に紹介していきましょう。

3C分析(サン・シー・ブンセキ)

「3C」とは、

  • Company(自社)
  • Customer(顧客)
  • Competitor(競合)

の頭文字をとったものです。

3C分析は、ビジネスにおけるメインプレーヤーである自分、お客さん、ライバルの3者の状況から自分の事業のKSF(Key Success Factors:成功要因)を導き、業務の方向性を考えるために用いられるフレームワークです。

4P分析(ヨン・ピー・ブンセキ)

「4P」とは、

  • 商品(Product)
  • 価格(Price)
  • 流通(Place)
  • 販促(Promotion)

の頭文字をとったものです。

4P分析は、商品・価格・流通(販路)・販促の4つの視点からターゲット市場を分析することで、課題や強みを発見し、戦略的
に具体的施策を考えるためのフレームワークです。

SWOT分析(スウォット・ブンセキ)

「SWOT」とは、

  • 強み(Strength):自社が持つ強み
  • 弱み(Weakness):自社が抱える弱み・弱点
  • 機会(Opportunity):自社にとってビジネスチャンスとなる要因
  • 脅威(Threat):自社にとって障害や困難、ピンチとなる要因

の頭文字をとったものです。

SWOT分析は、内部環境と外部環境の分析を統合的に行い、あなたの事務所の事業の機会を見つけ出すのに必要なフレームワークです。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」といったところでしょうか。


「Strengths」と「Weaknesses」は、あなたの努力でコントロールできる内部要因を、「Opportunities」と「Threats」は、政治、法的な規制、経済・景気、社会の動向、市場の動向、ユーザーのニーズなど、あなたの努力だけではどうしようもない外部要因を意味します。

事務所の事業戦略を考える際に役に立つフレームワークです。まずは、外部要因を検討し、想定する事業を行う上で支障となる外部要因としてどのようなものがあるのかを把握し、何がどのように変化しているのかを把握するところからはじめましょう。

そして、その外部要因が内部要因にどのような影響を与える可能性があるのかという順序をたどって戦略を立てるとよいです。

5Forces分析(ファイブ・フォーシーズ・ブンセキ)

「5Forces」とは、

  • 新規参入者の脅威(外的要因)
  • 代替品の脅威(外的要因)
  • 買い手の交渉力(内的要因)
  • 売り手の交渉力(内的要因)
  • 既存の競合他社(内的要因)

の5つの競争要因をいいます。

上で挙げた、3C分析や4P分析は、あなたの事務所や競合事務所を分析するフォレームワークとして紹介しましたが、この5Forces分析は、属している業界全体の構造やトレント、収益性を分析するために有益なフレームワークです。

参入する業界でどのような競争が起きる可能性があるのかを把握することにより、あなたの事務所の方向性を客観的に捉えることができるようになります。

 

バリューチェーン

バリューチェーンとは、事業の全体構造から強みと弱みを把握するために、商品・サービスの企画から提供までの各段階にどの程度付加価値を生みだすことができるかを分析するフレームワークです。

誰が(Who)、何を(What)、いつ(When)、どこで(Where)、どのように(How)、つまり、5W1Hを企画から提供までの各段階で考えます。

フィッシュボーン分析

フィッシュボーン分析とは、その名のとおり、「魚の骨」に見立てた図を利用して分析を行うフレームワークです。

(出典 http://www.growing-labo.com/cause-analysis/)

まずは、あなたの事務所が抱えている課題を設定します。そして、この課題がどのようにして生みだされてしまったのかを図式化することで体系的・視覚的に状況把握をすることができます。

解決したい課題を「頭」に据えここから背骨を引きます。

そしてこの背骨に向かって、その課題を生みだしていると思われる要因を、「大骨」→「小骨」→「孫骨」・・・というように、ざっくりとした要因からより詳細な要因の順に書き足していきます。

課題として認識してはいるものの、その解決手段に行きづまったり、思考が停止しかけたりしたときには、是非このフレームワークを利用してみることをオススメします。課題を解決するために、何を、どのように改善すればよいのかを把握することができる有益なフレームワークです。

AARRRモデル(アー・モデル)

「AARRR」とは、

  • Acquisition(ユーザーの獲得)
  • Activation(ユーザーの活性化)
  • Retention(ユーザーの継続利用)
  • Referral(友人や外のネットワークへの紹介)
  • Revenue(収益)

の頭文字をとったものです。

(出典 https://matome.naver.jp/odai/2139581971992823101)

それぞれの段階でKPI(目的・目標)を設定し、サービスの現状を分析・把握し改善を進めていくフレームワークです。

AARRRモデルはもととも、グロースハックという新たなマーケティング手法を実践するための1つのフレームワークとして広まったものです。

グロースハックについては、別のエントリーで詳しく紹介しようと思っていますが、簡単にいえば、「サービスを改善するための成長戦略」みたいなものです。

そのため、AARRRモデルは、新規のクライアントをどのように獲得すればよいのか、既存のクライアントにどのようなアピールをすれば再利用してもらうことができるのかという集客の側面や、リソースを集中させるべき課題の特定など収益率の効率化という側面まで、広い守備範囲をカバーします。

AARRRのどの段階に課題が存在するのかが明確にすることにより、最適な施策を打つことが可能になります。

あなたの事務所が成長するための戦略を立てる際には、是非知っておきたいフレームワークです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

行政書士は、試験合格後、すぐに独立開業ができるため、合格した喜びを引きずったまま勢いで開業してしまうことも珍しくありません。

ところが、実際に開業してみたものの、なかなか仕事にありつけない行政書士はあとを断ちません。

これはやはり準備不足と見通しの甘さに起因します。

もし、まだ集客に不安のある方は、今回紹介した7つの分析方法を使って、しっかりとしたマーケティング戦略の上に事業を展開できているのかを確認してみましょう。そもそも、マーケティング戦略自体をしっかりと設計していないのであれば、集客で悩む前にすべきことがあるはずです。

この機会に、まずは初歩的なところから振り返ってみてはいかがでしょうか。

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