Menu
080-3205-6039 info@wellbegun.jp

ホームページリニューアル案件での提案内容を考えるヒント

ウェブサイト制作

ホームページのリニューアルで重要な視点とは

well begunでは、士業事務所に特化したホームページの制作とホームページからの集客コンサルティングを基幹業務としていますが、なかには士業事務所以外の一般企業からホームページのリニューアルのご相談を受けることがあります。

今回は、既存のホームページがスマホ対応されていないことが発端となり、ホームページのリニューアルの提案が欲しいとのご要望を受けた形でスタートした案件をご紹介します。

well begunでは、デザインはもちろん、そのホームページをいかに集客に結びつけるかという点に主眼を置き、クライアントからのヒアリング・ターゲットの選定・コンセプトの確立というホームページ制作の前段階にかなりの工数を割いています。

このエントリーで、well begunのホームページ制作業務の雰囲気を少しでも感じてもらえるのではないでしょうか。

ホームページのリニューアルに向けた作業フロー

well begunでは、ホームページには下の図のようなフローを基本としています。

 

くり返しになりますが、このなかでも特に重要なのが、『ヒアリング』と『企画』『コンセプト定義』だと考えています。この段階でいかに詳細な情報をくみ取り、クライアントの要望をかなえることができるコンセプトを確立できるかによって、ウェブサイトが機能するか否かが決まります。

さっそく、今回のホームページのリニューアル案件にどのような提案をしたのかを見ていきたいと思います。

ヒアリング〜クライアントの要望を最大限くみ取るために

ホームページを制作する上で、クライアントの要望をヒアリングすることは今後の作業を円滑に進める上で不可欠な作業になります。クライアントがイメージしているデザインや機能の面で提案する内容と乖離が生じないためにも、具体的なところまでヒアリングすることが大事です。

また、クライアントと私たちとの最初の共同作業になりますので、お互いの信頼関係を構築する意味でも大切なプロセスです。

今回のヒアリングでクライアントと共有した内容は以下のとおりです。

  • 卸しがメインなので、ECサイトは不要(B to Bを意識したホームページ設計にする)
  • 新商品をリアルタイムで掲載できるようにしたい
  • ITの知識が乏しい担当者でもホームページの管理ができるように
  • スマートフォン・タブレットにも対応できるレスポンシブなウェブサイトにする
  • 3ヶ月後のリニューアルがマスト(期間は結構パツパツ)



課題の抽出〜ホームページの役割を改めて考える

ホームページをリニューアルする以上、現在抱えている課題を全て解消できることが理想です。

当然、時間的・金銭的なコストの面から優先順位を付けざるを得ないのが現実ですが、well begunではご予算の中で、どのような順位付けをすればもっともクライアントにメリットがあるかという提案も同時に行います。

ヒアリング内容を踏まえた上で、クライアントの現行のホームページを分析した結果、以下のような課題を抽出しました。

  • ホームページへのアクセス数が絶対的に少ない
  • 商機の喪失を恐れるあまり、ターゲティングが広汎な上、訴求ポイントがぼやけている
  • スマホ対応がなされていないため、スマホユーザーからのアクセスが極端に低い
  • 個々の商品を羅列して紹介しているだけのページが続き、ホームページでの訴求力が弱い
  • クライアントのストロングポイントをアピールできていない
  • ホームページ全体のデザインが古めかしい
  • 更新がほとんどされていない

提案の骨子を立案〜ホームページの役割を最大限引き出すために

抽出した課題を踏まえ、well begunでは以下のような内容を骨子とする提案をしました。

  1. ターゲット(エンドユーザー)の明確化(ペルソナの設計)
  2. エンドユーザーをターゲットとするバイヤーの明確化
  3. ホームページのコンセプトの確立
  4. ホームページの必要コンテンツの洗い直し
  5. ホームページデザイン(完全なレスポンシブ対応)

それぞれの提案骨子に基づいた具体的な提案内容をご紹介します。

1.ターゲット(エンドユーザー)の明確化(ペルソナの設計)について

well begunでは、ターゲットの絞り込みは、ホームページのコンセプトを確立する上で不可欠の作業だと考えています。

なぜなら、このターゲットにいかに効率的に訴求できるコンテンツを作成できるかによってホームページが機能するか否か、つまり集客のできるかどうかが大きく左右されるからです。

私たちは、このターゲットを絞り込むために、多角的な調査・分析を行います。

今回は、ターゲットを以下のように設定しました。

間食用として健康を意識した食品を購入する30〜40代の女性

このターゲット設定をするために収集・分析した資料の一部がこちらです。

 

2.エンドユーザーをターゲットとするバイヤーの明確化

今回のクライアントのご要望は、あくまでB to B向けのホームページということでしたので、1で措定したターゲットに訴求するウェブサイトを制作するわけではありません。

あくまで小売店(のバイヤー)向けのサイトを制作することがミッションです。

そこで、1で措定したターゲット(エンドユーザー/カスタマー)をトリガーとし、彼らをターゲットとしている小売店を絞り込みます。

そのとき収集した資料の一部がこちら。

 

3.ホームページのコンセプトの確立

2で措定した店舗のバイヤーに刺さるサイトコンセプトを検討するにあたり、指標とするのはやはりターゲットとなる店舗のコンセプトです。

今回ターゲットとした店舗は某コンビニエンスストアです。ここのコンセプトはこういうものでした。

女性を中心に、『美しく』『健康で』『快適な』ライフスタイルを身近でサポートするお店

これを受け、今回制作するホームページのコンセプトもこれと平仄を合わせる形で提案しています。

今回ご提案したコンセプトは、このようなものです。

『美しく』:美容・スタイル・オシャレなイメージを連想
『健康で』:オーガニック感、栄養価などで健康思考をくすぐる
『快適な』:商品を日々の生活スタイルに取り入れることによるリア充感をアピール

一言で表現すると『ナッツのある生活』です。

これをコンセプトの軸に据え、ナッツ類を食べるシーンをフックに商品を紹介することを提案しました。

では、どんなシーンでナッツを食べることを想定すればいいのかですが、

今回は、エンドユーザー像として、

間食用として健康を意識した食品を購入する30〜40代の女性

を掲げていましたので、このターゲット像を意識したメディアのアイディアを取り入れることを考えました。

具体的には、女性ファッション誌です。

結果的に、以下のシーンを抽出することができました。

  • 仕事の合間
  • ワークアウトの前のエネルギーチャージ
  • 友達とのおしゃべりのおともに
  • 好きなお酒を楽しむ脇役として
  • お土産(おもたせ)として
  • ホームパーティのフィンガーフードとして

 

 

このシーンの提案には、もう1つの目的があります。それは、ホームページで、商品がどんなシーンに合っているいのかを掲載することで、店舗のバイヤーがクライアントの商品を店舗に陳列した際の棚割りがどのようなイメージになるか、どんなポップが適切かなどを直感的に把握しやすくすることです。結果的に、店舗のバイヤーによる商品導入のハードルを下げることにつながると考えています。

4.必要コンテンツの洗い直し

ウェブサイトのコンセプトが決まれば、そのコンセプトを反映したコンテンツをブラッシュアップすることが可能になります。

仮にコンセプトもなく、なんとなく必要そうだからという理由でコンテンツを作ってしまうと、ホームページ全体の訴求力も激減します。

また、コンテンツひとつひとつで対策すべきキーワードを検討し、SEO的な観点からも質の高いウェブサイト構築が可能になります。

ここでは、お酒の種類ごとに相性のよいナッツ類を提案するページや、ナッツ類を取り入れたレシピの紹介ページなど、コンセプトを反映したコンテンツを組み入れ、具体的なホームページのサイトマップを作成しました。

デザイン案の提示

ここまでの過程を経てようやく、イメージをデザインに落とし込みます。

ただオシャレな感じのホームページ、ただカッコイイ雰囲気のホームページは少しデザインを勉強すれば作ることはできます。

しかし、ホームページの役割を一から見直し、誰をターゲットに据えるか、設定したターゲットにとってどんなユーザーエクスペリエンス(UX)を提供できるか、ターゲットが本当に欲しているコンテンツは何なのかなど、ホームページの役割を最大限に引き出すことが大前提となります。

これがないデザインは、デザイナーの独りよがりに過ぎません。

競合5社のコンペを勝ち取った要因は?

今回のホームページリニューアルは、蓋を開けてみると、実は5社のコンペでした。後日、他社様のご提案を聞かせていただいたところ、4社は価格競争に主眼をおいた提案だったそうです。その中でwell begunは、ホームページのコンセプトを提案させていただき、(料金は高額の部類に属したものだったそう)それを採用してくださったとのことです。

ホームページコンセプトの企画立案という私たちがもっとも重要視していることに共感し、それを採用してくださったことが何より嬉しい案件となりました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です